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キャッチャーだけ野球のポジションで防具を付けるワケ [キャッチャー怪我予防]
※
野球（プロ・少年問わず）において、
キャッチャー（捕手）だけが防具を
着用するワケをご存じですか？
ケガをしないためと答えがちですが、
どんな球技でも誰か必ず怪我をします。
キャッチャーだけ防具を付ける理由と、
捕手として上達する練習法を紹介します。
少年野球のキャッチャーが投球障害という怪我をする前に [キャッチャー怪我予防]
■投手以上にリスクがある投球障害
少年野球、いえ野球そのものですが、
練習でも試合でも、最もボールを投げる
回数が多いポジションはどこでしょう？
これは、ピッチャー（投球）ですよね。
では、その次に多いポジションは？
はい、キャッチャー（捕球）のことです。
ボールを投げる回数が多いということは、
その分、怪我を負うリスクも多いです。
投球障害とも言います。
「キャッチャーは防具を身に着けますよね？
だから怪我を負うリスクは少ないのでは？」
と、アナタは思われたかもしれません。
果たしてそうでしょうか？
例えば、力任せにボールを投げれば、
それだけ腕や肩に負担がかかります。
コレだって、怪我のきっかけになるのです。
まして、アナタのお子さんがまだ、
育ち盛りの小学生という年齢でしたら、
猶更、負担のかかる投げ方はマズイです。
だからこそ、そうならないために、
事前に知っておく必要があります。
練習するキャッチャー本人もですけど、
指導者はもっと知らなくてはなりません。
もちろん、ボールの投げ方もですが、
防具の身に着け方が間違ってては、
それもまたケガに繋がります。
●盗塁を刺さなければいけない時ほど
キャッチャー以上に障害を
負う可能性があるキャッチャー。
では、どんな時にそうなるのでしょうか？
練習でも試合でも、キャッチャーの役目を
よーく思い出してみてください。
投手が投げた球を返すだけですか？
それだけではありません。
相手チームのランナーが盗塁した時、
可能な限りアウトにする役目があります。
その時に、ボールを投げますよね。
だから、ピッチャーよりもボールを
投げる回数が多いのも頷けます。
これを、言葉は物騒ですが
盗塁を刺す
とも言います。
盗塁を刺さなければいけない時ほど、
それだけ負担も大きくなってきます。
下記はあるサイトから引用しましたが、
つまりは、こういうことなのです。
（引用ここから）
・少年野球では投手の制球が悪いため、捕手は無理な姿勢で投げる場面が多い
・打者を避けて投げるので、さらに無理な姿勢で投げる場面が多い
・小さい身体に防具をつけているので、動きの制限を受けやすい
（引用ここまで）
引用元：
【少年野球】キャッチャーは投手以上に投球障害のリスクがある
●キャッチャーは常にしゃがんでる
キャッチャーの姿勢を見てください。
常にしゃがんでますよね？
しゃがんでるということは、
ボールが投げにくいことを意味します。
当たり前ですが、人間がモノを投げる時は
立った体勢の方が投げやすいです。
ですが、キャッチャーは殆ど半分
しゃがんだ体勢で投げてますよね？
もちろん相手バッターが空振りして、
ピッチャーに球を返す時は
立って投げることはあります。
しかも、その時の動作はゆっくりです。
しかし、相手ランナーが盗塁した時、
キャッチャーはしゃがんだ体勢から
急いで投げる必要があるのです。
やってみた人ならわかりますけど、
コレ、結構キツいものです。
こんな姿勢で力強く投げ続けたら、
本人の肩や腕はどうなるでしょう？
それこそ、投球障害になる恐れがあります。
もちろん殆どのチームは、そうした
練習メニューを取り入れてるのも分かります。
●説明できない指導者
ですが、指導者はどうしてるのでしょう？
練習として、ランナーが盗塁して、
刺そうとするキャッチャーに対し
「もっと速く投げろ！」
「反応が遅すぎる！」
「相手ランナーをアウトにできずにどうする！？」
（少年たちが一生懸命に練習に取り組んでることが前提です）
こういう上から目線的な事しか
言ってないのではありませんか？
こんなのは、野球素人でも言えます。
というか、ただの罵倒です。
要するに、具体的な解決策を提示せず、
ただ怒鳴ってばかりの人が多いのです。
これではキャッチャーとして捕球も満足に
できるハズもなく上達だってしません。
身体の動きの仕組みを説明しないで、
何が１チームの指導者でしょうか。
ここで、キャッチャーが投球障害になっても
「お前がだらしないからだ！」
としか言いません。
指導者と名乗る以上、キャッチャーが、
ランナーが走った時に素早く投げられる
構え方を教える義務があります。
それが、投球障害を防ぐことに繋がります。
●具体的な指導がわからない時は
一方、選手たちの成長を見込んでる
健全な指導者さんへ。
出来るだけ、キャッチャーには
怪我をさせたくないとお考えでしょう。
とはいえ、具体的な説明ができず、
どうしたら、素早く盗塁を刺したり、
怪我をしないで捕球できるように
なってくれるか困っておりませんか？
実は、具体的な練習メニューがありますが
その前に一旦、今まで行ってきた
練習内容を見直す必要もあります。
投球障害に繋がるようなやってはいけない
無茶な練習メニューを除外することも
時には必要なのです。
逆に言えば、それを知り行うことで、
アナタが指導するチームは今まで以上に
各段に強くなれる可能性を秘めてるのです！
⇒キャッチャー練習を見直す
（当ブログのメイン記事へ）
※
当ブログに使用している画像・写真は無料素材です。
そのサイトはリンク集に掲載しております。
自粛中に無理やりキャッチャー練習ってどうなの？ [野球キャッチャー育成]
■無理やりやらされる練習
日本各地で緊急事態宣言が発令されて、
少年野球の練習は自粛中だと思います。
が、必ずしもそうではなさそうです。
と言いますのも、チームによっては
その自粛中とか関係なく練習させている
指導者がいるようなのです。
しかも、緊急事態宣言が発令された
地域でですよ？
少年野球チームの監督というのは
厳しいものが当たり前かもしれません。
ですが、今は自粛中の時です。
アナタのお子さん自身が練習を
望んでるかどうかは存じません。
が、感染を恐れてるのでしたら、
無理に行うことはありません。
最悪入院することになったら、
練習どころではありませんし。
それにチーム全体での練習となると、
屋外とはいえ密になる可能性がありますから
コロナ感染のリスクは十分あります。
まして、練習試合を行うとなると、
そこれそ感染のリスクは高まります。
確かに、何もできないのはストレスです。
でもだからと言って、無理やり練習を
させたところで少年たちの実力が
磨かれるとも思えません。
●キャッチャーの練習なら大丈夫？
そもそも、自粛中により野球場や
グラウンドが使用禁止になっていれば
練習のしようがありませんよね。
ただ、それはチーム全体の、つまり
守備やバッティングを取り入れた場合。
一方で、ピッチャー（投手）もそうですが
キャッチャーの練習なら場所を取らないので
野球場やグラウンドでなくとも
練習はできますよね。
そうなれば、例えば道路で行うとか。
ただ道路ですと車が通過して危険ですし、
投手が投げたボールが万が一歩行者に
当たってしまう恐れもありますし。
●今以上に捕球が上手くなるには
そもそも、そうまでして練習を
続けるということはですよ。
現時点でのお子さんのキャッチャーとしての
実力がまだまだということですよね？
あるいは、ある程度は上達してきたも
練習を１か月以上休むと鈍ってしまう
恐れがあるからでしょうか？
いずれにしても、今以上に捕球が
上手くなるには今までの練習だけでは
物足りないのかもしれません。
何故なら、厳しく聞こえるかもしれませんが
過去の練習の積み重ねの結果が今ですよね？
アナタのお子さんが今までどんな練習を
実践してきたかは存じません。
ですが、今まで何度もエラーを出したり
捕球も満足にできていなければ、
今この時に見直す必要があります。
今見直さなければ、仮に緊急事態宣言が
解除されてグラウンドが使えても、
上手くなれる保証はありません。
かと言って、自分の何が悪いか
確認のしようがないと不安ですよね。
さすがに、キャッチャーとして活躍
できた試しがないお子さん本人の経験値
からではどう改善させるか
相当時間がかかると思います。
では、捕球が上達しやすい
練習の方法を実践した方が早いですよね。
「そんな方法があるのですか？」
と思われたかもしれませんが、あるんです。
今コロナでグラウンドは使えず、
満足に練習ができないチームが多い中、
今が良い機会でありチャンスなのです。
詳しく書くと長くなるのですが、
強いて言えば
観て学ぶ
というだけでキャッチャーとして上達します。
⇒キャッチャー練習を見直す
（当ブログのメイン記事へ）
少年野球キャッチャーの正しいサイン出し方 [キャッチャーとサイン]
■サインの正しい出し方を覚えるには
少年野球において、キャッチャーと言えば
サインを出すという役目がありますね。
相手ランナーをアウトにさせるために、
常に神経を使わなくてはなりません。
これが、最近野球を始めたばかりの
小学生となると覚えるのが大変です。
すぐに覚えられれば良いのですが、
そう簡単にはいかない子もいます。
ご存じかと思いますが、サインは、
投手から見やすくする必要があります。
同時に、一塁と三塁の処にいる
相手チームのコーチャーから
見えないようにすることが最重要です。
ただ、始めたばかりの子ほど、
サインを出す事が精いっぱいなのです。
そのため、グローブや体を使って
上手くかくす事ができないのです。
その結果、相手チームのコーチャーに
見破られてしまうことに。
もちろん、キャッチャーに就いている
少年本人はそれが分かってますが。
いざ試合になると不注意な動作で試合を
不利な状況にしてしまうケースがあります。
では、キャッチャーとしての、
正しいサイン出し方とは。
実はこの時、右ひざとミットの使い方で
相手ランナーをアウトにできるか
どうか左右されるのです。
それほど、サインを出すときの
重要なポイントが存在するのです。
これは、元プロ捕手が少年たちに教えたい
正しいサインの出し方でもあるのです。
正しいサインの出し方を覚えることは
試合を制すると言っても過言ではありません。
⇒正しいサイン出し方を学ぶ
（当ブログのメイン記事へ）
野球キャッチャーの失点が激減する指導法 [野球キャッチャー育成]
■失点が激減する有利な練習
野球・キャッチャーの練習をする上で、
アナタは、少しでも失点を減らすよう
努力はされてますか？
偉そうな言い方で申し訳ありません。
ですがこれは重要なことで、
ピッチャーとキャッチャーの練習次第で、
失点が発生したり逆に減らせたりします。
ではまず、失点する原因から話します。
原因は投手か捕手にあると言われます。
その時、どちらが原因なのか、
その違いを把握するにはどうするべきでしょうか？
違いを見極めるには、まず、
キャッチャーの要求通り投げて失点した場合。
これはキャッチャーに原因があります。
逆に、キャッチャーの要求通りに
投げられないで失点した場合。
主にピッチャーの責任ですね。
●３つのポイントで失点が激減
「お前のせいで負けた！」
と、一人の選手を責めるのは止めにして、
どうしたら、失点を激減させるか。
そうできる練習と指導法をお話しします。
と言いますのも、失点が激減するよう、
そんな有利な練習法があるのです。
１：
ストライクカウントを増やし三振を量産するよう、
ピッチャーが有利になるような
キャッチングをします。
２：
パスボールしないでランナーを走らせない、
確実なキャッチングをします。
３：
進塁を防ぐため、ランナーを
アウトにできる送球をします。
以上の３つのポイントを抑えて練習すれば、
確実に失点が激減します。
更に、これは知っておいた方が
良いという事を挙げますね。
・当日、あなたのチームのピッチャーの様子を確認。
・バッターの、癖や１球ごとの様子を見抜く。
・バント処理で確実に。
・キャッチャーフライ処理で確実に。
これらの部分をも抑えることで、
失点が発生するという悩みが解消されるのです。
同時にピッチャーのスキルも伸びるでしょう。
なによりアナタがキャッチャーとして評価が高くなり、
これからの試合で活躍できること間違いなしです。
⇒失点が激減する練習と指導法を学ぶ
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